TOPICS 追加 PCR検査での集合検査法(Pooling)の集合検体数に関してのトピックを紹介します。
新型コロナウイルスの検査の手間のかかり方に関する考察です。
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新型コロナウイルスの感染の有無を調べる代表的な方法として有名になったPCR検査ですが、
この検査は、実際にRNAウイルスを働かせて、その生成物を検査します。
そのため、一定の生物化学的なプロセスを条件管理化で実行させるので、それなりに手間がかかります。
その手間を出来るだけ省くには?、ということを考察しました。

PCR検査での集合検査法(Pooling)での,1回目と2回目の合計の検査数を最小にする集合検体数は,簡単な式で表現できます。
またある仮定をすると,検査の対象者数に関係なく,推定陽性者の比率で決まります。
例えば,陽性者の比率を1%とした場合,10人の検体をまとめて検査するのが,1回目と2回目の合計が最小になります。
詳細は、こちら、集合検査法.pdfをご覧下さい。